日本の「政(まつりごと)」
- 2015年04月06日
翁長知事と菅官房長官の話し合いが行われましたが、平行線のまま話し合いは終わり、今後も話し合いは続けると双方がコメントしました。
一方、これまでの、政府の新基地建設強行と、建設に反対しこれに対峙する沖縄県民の戦いを米国のメディアが取り上げ、緊迫した現状を報告、米軍関係者がこれに敏感に反応して米国の関与を正当化しているというコラムを読みました。
米国では、当該地域の住民が反対し、そのトップリーダーと選出国会議員、地方議員も反対している場合、その民意を尊重しますが、米政府が属国と思っている日本の民意を無視をするということに、日本ではなく米国のマスコミが疑問を訂しています。
米国は民主主義の国と自負しているからこそ、それに反することに敏感なのでしょう。
辺野古問題について、翁長知事が政府をあてにせず、米国議会のロビー活動に視点を充てていることは的を得ている作戦だと思います。
しかし、日本国民が日本政府に信頼がおけず、米国議会の良心に期待するためにロビー活動をするとは・・・、この国は何処を見て「政(まつりごと)」を行っているのでしょうか。