高橋とおる|北海道議会議員|公式ウェブサイト

　昨日は、岸田氏の国連総会の演説の中の「核兵器の無い世界」について掲載しましたが、今日は、もう一つ「人間の尊厳」についてコメントさせていただきます。

　同じく国連の総会において岸田氏は「われわれは人間の命、尊厳が最も重要であるとの原点に立ち返るべきだ。『人間の尊厳』に光を当てた国際協力を着実に進める。分断・対立ではなく強調に向けた世界を目指す。」とも宣言しました。

　しかし、我が国日本の「人権」は尊重されているでしょうか、人間の尊厳は守られているでしょうか。

　高齢者の孤独死、子どもの貧困、給料の男女差、入管でのウィシュマさんの死、さらには入管法の改悪等々。

　国民はこの国に生まれて「個人の尊厳」、「人間の尊厳」が尊重され、毎日幸せな日々を送っているのでしょうか。

　そして強調の世界に向けて、これまで岸田氏は何をやってきたのでしょうか。

　この国は今や分断と対立が先鋭化してしまいましたが、岸田氏はそれに何らかの手を打ったのでしょうか。

　世界の人々は分からないかも知れませんが、私たちは、日々尊厳を取り戻すための戦いをしています。