日米首脳会談(ブログ3827)
- 2025年02月06日
石破氏が、トランプ氏と首脳会談を行うために訪米しました。
明日、7日に首脳会談が行われることになりましたが、ここで石破氏はトランプ氏に何を語り、トランプ氏は石破氏に何を求めるのでしょうか。
そう書いたのは、石破氏がこの首脳会談で何かの成果を得るという期待よりは、トランプ氏から何を要求されることになるのか、と言うことの方が関心ごとと言うよりも心配ごとだからです。
貿易に関する関税のことは勿論ですが、USスチール問題、軍事費のGDP5%、少なくとも3%、米軍への思いやり予算の増額、そして何より、「日本の領有権は米国にある」とでも言われ、米国の州になる事を求められるかも知れません。なにしろ、日本は日米地位協定により実質的に米国の一部となっていますし、何と言っても沖縄全ては米軍による「治外法権」の地域であると言っても過言では有りません。また首都の上空の制空権は日本には無く、米国が握っています。米軍は日本国内の好きな場所に基地を設けることが出来、航空法などお構いなしに米軍機を飛ばしていることからも、既に日本は米国の属国とか、51番目の州とか言われる方も。
カナダを米国の州にとか、グリーンランドを手に入れるとか、パナマ運河をよこせ、さらにガザの所有権を主張してパレスチナ人を排除するなどと発言し、大国のエゴ丸出しの狂人に、同盟国の首相として、法と秩序を重んじる法治国家の首相として、果たして国際法違反を諭すことが出来るのでしょうか。
従って「今回の首脳会談で石破氏はトランプ氏に何を語るのでしょうか」と記載しましたし、「トランプ氏は石破氏に何を求めるのでしょうか」とも記載しました。
お土産より、重い課題を持ち帰ることになるのではないかと不安な気持ちで一杯です。