日高悟郎氏の訃報
- 2018年04月03日
40年あまり北海道のファンを楽しませてくれたSTVラジオパーソナリティーの「日高悟郎」氏が逝去されました。
仕事柄、札幌への自家用車の道すがら楽しませていただきましたが、2週間前、たまたま番組の終了間際に聞いた時は、声に力が無く「10万人に3人という病気に罹ってしまいました。」と泣きながら話していました。そして、「まだまだやりたいことがたくさん有る」とも・・・。
いつも番組の最後に唄う「街の灯り」をゲストの若い演歌歌手達が支えるように一緒に歌っていましたが、最後は「また1泊2日で検査入院をします。」とこれも涙の中で話していました。
その時に、彼の体調が抜き差しならぬ状況であることを知ったので、一体何が起こったのかとあちこち調べましたが全く判りませんでしたが、今日の夕刊で訃報を知ることになりました。
吉幾三氏、五木ひろし氏、天童よしみ氏などとも親交が深く、道内出身の若い歌手達をラジオで取り上げ育ててきた氏、何より類い希なる才能で「ひとり語り芸」の世界を作り上げ、「紺屋高尾」、「高瀬舟」は圧巻でしたし、私も「桂文京」のDVDを持っています。
74歳の人生の半分以上を北海道のラジオに精力を注いでいただき、多くの道民の心の糧であった「日高悟郎」氏、心からのご冥福をお祈りいたします。