早速馬脚を現す
- 2016年03月08日
辺野古の和解はポーズであろうと昨日書いたばかりなのに、早速、馬脚を現したのか翁長知事が発した「辺野古基地埋め立て承認取り消し処分」の是正を指示しました。
まさしく、国は握手をしている一方で蹴飛ばしているという構図なのか。
このことによって、これまで信頼関係が薄かった県と国は決定的な亀裂が入り、交渉が振り出しの戻ったどころか、それ以前の状況になってしまいました。
これでは、国は何のために和解を受け入れたのかまったく理解が出来ません。
和解の条件の一つだとはいえ、事前通告も無しにいきなりの行為は、和解前から仕組んでいたものと思われます。
これによって、県は「国・地方係争処理委員会」に審査を申し入れることにしたようですが、防衛省はそのことを見越して審査請求を取り下げる文書を石井国交相に提出しました。
結果、和解は何の役にも立たず、また司法の場での争いとなってしまいます。
こうなったら、これまで以上に強い意志で対峙していかなければなりません。
国は、沖縄県民だけではなく、国民をも裏切った事を思い知るべきです。