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景気の悪い年末

  • 2014年12月29日

 年末の挨拶まわりの中で商店などを訪ねると、景気が悪く商品が売れないと嘆かれる方が多くなりました。

 いつもの年末より、客足が鈍っているということまさしく肌で感じ、景気循環など口先だけだと憤っています。

 安倍総理は、来年もこの道しかないと言いアベノミクスなる経済政策を続けますが、円安は政治主導で更に進むでしょうし、その分生活関連物資は値上げとなり、実質賃金の目減りが消費を押さえる傾向に進むことでしょう。

 7月~9月までの四半期のGDPは実質で1.7ポイントマイナスとなった事から安倍総理は消費税の先送りを国民に問うと解散総選挙に打って出ましたが、先の商店主の言葉を借りれば10月~12月までの四半期のGDPもけっして良い方向には向いておらず、まさしく国民生活は悪化の一途を辿っています。

 年明けになれば、更に消費も低迷傾向となることが想定されますし、俗に言う2・8(にっぱち→2月と8月は景気が落ち込む)も控えています。

 景気対策の補正予算も組まれるようですが、この2年間、政府が組んだ補正予算の効果はあまり感じることが出来ませんでした。

 暗い話ばかりとなってしまいましたが、来年は、実質賃金の上昇が感じられる経済であってほしいものと願うばかりです。


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