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条例の攻防(ブログ3331)

  • 2023年09月12日

 道議会の「産炭地振興・エネルギー対策調査特別委員会(エネ特)」は、ここ数回、北海道の「特定放射性廃棄物の持ち込みは慎重に対処すべきであり、は受け入れ難い事を宣言する」という条例の改正を目論む原発推進派と、私を含めた条例の存続派の主張が道の理事者への質問として交互に行われています。

 8月1日に行われた推進派の質疑に対し、9月6日には私から、幌延深地層研究施設受け入れの経過と、その受け入れの条件として北海道を核の最終処分場にはしないという条例が制定された道の覚悟について、改めて道の見解や当時の事実関係の確認、そしてこの条例が制定された時の議会での動きなどを改めて質問し、この条例の位置づけについて、新しい議員も含め当時のいきさつを知らない議員や、条例改正を推進しようとする議員に反論する意味も含めて取り上げました。

 特に、この条例の制定に当たっては、自民党も「この条例は、特定放射性廃棄物を北海道に持ち込ませない担保となる条例である事から、議員各位の賛同をお願いする。」という賛成討論を行った事実も、当時の議事録に沿って話したことから、改正派は渋い顔をしていました。

 これで、しばらくは条例改正の話をしなくなるのでは無いかと思いますが、100議席のうち54議席を有する自民党は、若い議員を中心に数の力を誇示しており、今後も予断を許さない議会が続く事も想定されます。

 しかし、この問題は何としても阻止しなければなりません。その覚悟で今後も活動していきたいと思います。


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