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来年の道議選

  • 2010年10月25日

24日に北海道5区の選挙が行われ、その結果が出ました。
残念なことに、民主党候補「中前茂之氏」が31,500票の差をつけられて自民党候補「町村信孝氏」の破れ、これまでの民主党政権への道民(国民)の批判が選挙での敗北という形で突きつけられました。
民主党及び政府は一地方の選挙で国政には影響は無いと言いたげですが、そのように受け止めてこれからの政権を運営するのであれば、来年の統一自治体選挙は目を覆うような結果となることも想定されます。
とりわけ、道議会選挙は、民主党公認・推薦候補で議会過半数を確保することが既に確認されており、道内各選挙区においては定数の過半数の候補擁立をしなければなりません。 道議会議員の構成は、定数106名(欠5名)の内、自民党50名(欠2名)、民主党39名(欠1名)、公明党5名(欠2名)、フロンティア(中間会派)4名、共産党2名、となっています。
来年は、定数を2減としましたので、104名、過半数ということは議長を抱えることを考えれば53名ということになります。現在の議席から13ないし14の増が必要です。 全選挙区において、民主党が議席を確保していない選挙区は、1人区では、恵庭市、登別市、千歳市、滝川市、名寄市、根室市、紋別市、美唄市、留萌市、稚内市、留萌管内、釧路管内の12選挙区、2人区では、石狩市・管内、日高管内の2選挙区、3人区の内1名しか議席の無い選挙区は、帯広市、苫小牧市、小樽市、豊平区、白石区、西区、上川管内、後志管内の8選挙区、4人区で1名しか議席の無い選挙区は釧路市、北区、東区の3選挙区、6人区で2名しか議席の無い選挙区は旭川市の1選挙区(ちなみに函館市は6人区で民主3、自民2、公明1)となっており、過半数を確保するとなれば、これらの選挙区をどのようにしていくのか?しかし、一方で既存の議席が確保できるのかも当然問われることになります。
無論、道議会議員が普段の活動を通して支持を広げてゆくことは当然ですが、来年に向けて、民主党政権が国民に何をアピールできるのかに地方の民主党の浮沈がかかっています。期待を裏切ることのない政策を実行して欲しいと願うばかりです。


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