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東北の大雪(ブログ3799)

  • 2025年01月08日

 東北地方の大雪がとんでもないことになっています。

 宮下青森県知事は、この大雪を「災害指定」とし、除排雪に総力を投入する事を宣言しました。テレビなどの映像では、道路脇に積み重ねられた雪の高さは2階部分までに達し、道路は車線数が減少して主要道路だけでは無く枝線も渋滞が続いています。

 屋根の雪下ろしで死者も出てしまい、日常生活だけでは無く経済活動にも大きな影響が出ています。

 一方函館は、元旦からプラス気温の穏やかな日が続き、6日にはこの季節には稀な雨と風、7日そして今日も幹線道路は積雪も無くスムーズな流れとなっています。

 海を挟んだだけで、こうも違う気候になるのかと思いつつ、「函館は本当に災害が少ない地域だなあ」と関心してしまいます。

 そんな函館も、2018年には観測史上5番目の積雪となりました。累積積雪量(11月1日~2月13日)が425cmとなり、道路脇には2m以上の雪が積まれ、車線数は4車線が2車線に、2車線は1車線となって、あちこちで車がスタックし、道路を走ることもためらわれる状況になりました。無論、経済活動・日常生活にも大きく影響、航空機は欠航、JRは数日間運行中止、ごみの収集車も生活道路に入っていけないために、ブルーシートにごみを乗せて大きな道路まで引きずり出して回収していましたから、当然その日のうちに収集が完了できず、翌日、翌々日まで家庭の前にごみが放置され散乱、バスも電車も遅れに遅れてダイヤなど無いに等しく、スーパーでは生鮮食料品不足にもなってしまいました。

 そんな事を思い出しながら、テレビの画面を見ていましたが、当時もそうだったように、各地から除雪のための重機や排雪のためのダンプなどを集中的に支援することが必要だと思います。早い段階で通常生活が取り戻せる様に、各自治体が緊急体制を敷いて応援する事を期待します。


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