森友問題は政治案件
- 2018年03月12日
小泉進次郎衆議院議員が、森友学園問題の書き換え文書について、コメントを求められた際に、「書き換え自体あり得ないことだが、なぜ書き換えられたのか、何が真実なのかやはり知りたい。行政だけの問題では無くて、政治がどう向き合うかものすごく問われている。政治にしかできないことがある。自民党という組織、政党は、官僚の皆さんだけに責任を押しつけるような政党ではありません。その姿を見せつける必要があるんじゃないか。」と話しましたが、まさにその通りです。
官僚主導から政治主導に、そして官邸が本省局長以上の人事を握った時から官僚は政治家とりわけ官邸の意向を無視できなくなってしまいました。
そして、多くの国民は森友案件が政治案件であるだろう事を疑っていません。
にもかかわらず、麻生財務相は佐川氏の首を差し出して「チョン」にしようとしています。
都合の良いときは政治主導、そして、今回の問題のような時は「官僚主導だった」とはまさしく、ご都合主義と言わざるを得ません。
書き換え文書でも明らかなように、多くの自民党議員が関係し、本丸の麻生、安倍は日本会議の中枢メンバーで籠池氏も日本会議大阪代表・運営委員、さらに、昭恵夫人が「学園の教育方針に感涙した」、「素晴らしい小学校ができる」、「籠池園長、副園長の熱い教育に対する思い。お手伝いできれば」と発言し、谷査恵子氏に財務相国有地担当官へこの問題についての支援を申し入れさせれば、まさしく政治案件でしか有りません。
官僚が勝手にやったことと逃げを打つことは全く許されず、安倍晋三は「私や妻が関係していたならば、総理大臣も議員も辞職する」との言葉通り、そのことを速やかに実行していただきたいというのが多くの国民の思いです。