検査対象の拡大
- 2020年02月13日
これまで、政府は新型コロナウィルスの検査について、1日300件が限界であることを理由にクルーズ船の乗客・乗員の検査を感染の疑いがある方に限定して行っていました。
しかし、クルーズ船の多くの乗客・乗員からの要望が強く、さらに民間や大学の協力を得て、昨日から1日1100件の検査態勢を構築すると発表しましたが、今日放送された「羽鳥慎一のモーニングショー」では、コメンテーターの玉川徹氏が担当する「そもそも総研」のコーナーで、複数の医師から「検査薬さえ有れば、検査自体は簡単で民間でも検査が可能である」こと、「スイスのロシュ社が検査キットを開発し、中国湖北省武漢にも無償で提供しており、国内のメーカーであるタカラバイオ社(試薬生産企業)でも1週間あれば25万人分の検査試薬の提供が可能である」と話していました。
さらに同じく、「政府のやる気があれば、1週間で数万件単位のPCR検査が民間で可能である」こと、また、「政府が検査対象を湖北省や武漢の関係者に限定していること、検査に対する保険摘要を行っていないことが問題で、地域限定を外し、検査を望む方々を全て検査することと、1日も早く保険適用を判断することで、不安は解消される」ことを医療関係者が話していました。
これらの問題を政府は国民に情報公開を行わないでいます。
なぜ、情報を公開しないのか、実行に移さないのかの理由は定かでは無く、また裏で誰かや何かが蠢いているのでは無いかと、疑ってしまいます。
政府がすぐにでも行わなければならないことは、1秒でも早く厚労省に指示することです。
指示すれば、その情報だけで国民の不安が解消されるだけでは無く、クルーズ船の乗客・乗員も、先の見えない不安から脱却できるものと思います。