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欠陥機オスプレイ(ブログ3657)

  • 2024年08月11日

 AP通信が独自に入手した資料によると、オスプレイの変速機の故障が過去5年間で60件にも及び、少なくても41件で破損の兆候があったことが明らかになりました。

 併せて、過去10年間では、修理のために機体から取り外された変速機は609個だったことも判明しました。これまでにも言われていたようにオスプレイは完全に欠陥機だったようです

 この間、国内ではオスプレイの事故が繰り返され、その原因をひた隠しにしていた米軍も鹿児島県屋久島沖の墜落事故の原因について、変速機の破損が事故の一因だったことを明らかにしましたが、今でもオスプレイが国内の空域を何の規制も受けずに飛び回っています。

 とりわけ各種軍事演習では、自衛隊所有も含めたオスプレイが兵の輸送の一翼を担っています。仮に米軍所有のオスプレイの事故で民間施設や民間人の被害が出た場合、その損害賠償は米軍では無く日本政府が行う事になるのでしょうか。また、自衛隊所有のオスプレイが、変速機が原因で事故を起こした場合、欠陥機の製造者責任はボーイング社にあるのでしょうか。

 ボーイング社は、2025年でオスプレイの製造工場を閉鎖することにしています。

 受注済みの36機も製造しない模様。日本は17基のオスプレイを配備することになっていますが、オスプレイを配備しているのは世界で日本ただ1国のみとなっています。

 2018年度の値段は1機100億円でしたが、言い値で購入するシステムですから、そこから2から3割程度は高くなっていることが想定されます。

 そしてこの7月までに17機全機が千葉県木更津基地に配備されました。

 防衛省そして自衛隊はオスプレイの今後の運行をどのようにするのでしょうか。


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