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正々堂々(ブログ3117)

  • 2023年01月24日

 昨日から通常国会が始まり、岸田氏の施政方針演説が行われました。

 新聞各紙は、この演説について様々な評価をしていますし、テレビのワイドショーでも朝から晩まで同じような内容で放送が流されていますから、同じようなコメントは避けたいと思いましたが、“ダメな総理の演説は誰が聞いてもダメ”なのです。

 岸田氏は昨年の臨時国会が終わるのを待っていたかのように、国家にとって重要な問題を全てと言って良いほど閣議だけで決定してしまいましたが、施政方針演説ではその全てについて「正々堂々と議論し、実行に移す。」と大見得を切りました。

 しかし、これまで野党の質問に正面から答えたことの無い岸田氏が、正々堂々と議論するとは思えませんし、論理的にディベート出来る資質があるとは思えません。

 戦争をするために兵器を購入したり開発する。しかし、その財源は増税。

 米国は天皇であり、米国のためなら国民の血も惜しくない。しかし、自分の総理の地位 だけは米国に守って貰う。

 異次元の少子化対策をする。しかし、異次元という意味さえ分からない。

 原発の運転年数を法を超えて長期化する。しかし、安全かどうかは運次第。

 コロナウィルス感染症は5類にする。しかし、再拡大の際の対処は「何とかなるさ」。

 さて、岸田氏は国民の納得出来る説明が出来るのでしょうか。

 期待するだけ空しくなるのですが・・・・・・・。


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