正念場の代表質問
- 2021年10月09日
昨日のブログは、支持率の低下の原因を含めて、岸田氏がこれまでに語っていた信念を貫けば、前任者・前々任者が悪かっただけに、名宰相と呼ばれるに違いなく、是非、ご自身の矜持を貫いて欲しいと書かせて頂きましたが、所信表明演説がこれまでの総理と何ら変わったことが無く、具体性も伴っておらず、説明責任にも触れ無かったことも原因してか、地方新聞を中心に評価は非常に低く、仮に今また世論調査をすれば支持率はさらに下がるのではないかと感じてました。
株価は正直に反応し一時は回復しましたが、所信表明演説を行っている最中にも関わらず下落し始めてしまいました。
11日から代表質問が始まりますが、この場が最初の正念場だと思います。
ここで野党の質問を正面から受け止め、国民に向かって、これから日本の総理大臣としてこの国をどのような国にしていくのか、そのためには当面コロナ対策として何を行うのか、そしてその後に何に取り組み国民に安心と幸せを感じて貰うのか、新自由主義からの脱却の道筋や外交、経済など所信表明演説では触れられなかった、大局に立った今までとは違う岸田政権の幹を聞かせて欲しいと思います。
それが、総選挙の判断の一つとなるでしょう。