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正月休み

  • 2014年12月30日

 朝8時、廃棄物最終処分場に年末の挨拶に伺いました。

 この職場も年末ぎりぎりまでの仕事です。

 官庁関係は27日から来年の1月4日まで9連休と大型の正月休みですが、年末も年始も無く仕事をしなければならない職種の何と多いことか。

 公共交通機関、消防・警察、入院・入所を抱える病院や介護施設等の他に、大型スーパーなどは31日まで歳末セール、1日からは初売りと、働く方々に正月が無くなる傾向が年々増加しているように感じます。

 昔のことを言うと年寄り扱いされますが、小さい頃は正月三が日は何処も休みで、そのために、年末に正月分の食料などを買い込み、正月料理は日持ちがするものを作り、女性達も普段の忙しさ開放されたものですし、4日からは初売りの荷を積んだトラックや馬車が賑やかな音を出して幹線道路を行き来したものです。

 正月早々店を開く商習慣となったのは、大型スーパーが乱立した頃からで、小売店など商店街の意向を考慮せずに競争原理だけで次から次に3日が2日になり、2日が1日からとなってしまいました。

 これでは働く方々も正月休みなど夢の又夢、「世間では正月休みのようですね」と皮肉も言いたくなると思います。

 せめて正月は2日くらいから店を開け、1日だけでも家族と過ごす時間とゆとりを持つ社会になればと思います。


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