民主会派、庁舎内全面禁煙
- 2020年12月12日
去年の7月以降、道議会庁舎での喫煙問題が未だに解決していません。
議長が、各会派の会長を参集し非公式で開催した「各派会長会議」の議論も今年の1月から堂々巡りの議論となっています。
途中、コロナウィルス感染症の拡大に伴い、収束するまでこの問題を棚上げにしてきましたが、当然結論が出るまで議会庁舎内は禁煙が続いています。
しかし、残念ながら10月には議会庁舎地下駐車場での喫煙が発覚、知事は、議会での質問に「議会庁舎内に喫煙室を設置することを検討するには議会の総意が条件」と答え、喫煙派を突き放しています。
今月で、各派会長会議における議論を始めて丸1年の時間が経過するも、残念ながら議長は未だに結論を先送りのままにしています。
そんな中、民主・道民連合が新たな方向性を出しました。
これまで、議会の5会派は、自民党:庁舎内に喫煙室を設置する、民主・道民連合:会派として喫煙室の設置は求めない、結志の会・公明党・共産党:庁舎内を含む敷地内全面禁煙と、それぞれの考え方を基に各派会長会議に臨んでいましたが、民主・道民連合が一歩踏み込み、「庁舎内に喫煙室を設けない、敷地内は知事が禁煙としていることから、庁舎内・敷地内ともに禁煙とする。」ことを決定しました。
これで自民党以外、全ての会派が全面禁煙の結論に達しました。
議会単独過半数で第1党の自民党は、この問題にどのように対処するのでしょうか。
また、議会全体の調整を担わなければならない議長は、その責務として残された期間に結論を出せるのでしょうか。