民主党代表選
- 2010年08月07日
民主党の代表選挙が9月14日に行われることが決まり、今日の昼のニュースでは、海江田万里氏が立候補を表明したとの報道がありました。
鳩山代表(総理)が8ヶ月間、その後を受けた管代表(総理)は、まだ4ヶ月も経っていません。
先般、参議院選挙後の衆・参予算委員会が4日間開かれ、今後は秋の臨時国会へと進み、重要法案の審議が待ちかまえ、その後には新年度予算の論戦が控えています。
今民主党が行うべきは、党内の抗争ではなく、国民との約束をどのように実現していくかであり、そのための法整備、そして、そこに横たわる予算との兼ね合い、与党との積極的な協議の遂行にあるのではないでしょうか。
にも関わらず、内部での覇権争い、菅降ろしには目を覆いたくなります。 無論、菅総理の発言による参議院選挙の大敗とそのブレーンである枝野幹事長や玄葉政調会長の責任は重いものがありますが、またしても総理を代えることに何を見いだそうとしているのか。
民主党は今、一致団結して事に当たる以外に国民の支持は得られないところにきています。
国民の多くは憂いています。そして、民主党に期待していればいるほど叱咤の声を地方の議員へ伝えてきます。
一人の能力には限界があります。つい数ヶ月前には多くの民主党議員が自ら代表選で鳩山後継として管代表を選出したばかりではないですか。
今、代表戦に現を抜かし、コロコロ総理をたらい回しにするよりも、至らぬ部分があっても、現・菅総理をみんなで支え難局を乗り越えていくことこそが民主党らしさではないかと思います。