民進党代表選
- 2017年08月23日
民進党の代表選挙が始まりました。
ご存じの通り、前原氏と枝野氏の一騎打ちの状況となり、国会議員票では前原時がリード、一方地方議員・党員・サポート票は枝野氏有利とのマスコミ報道がされています。
双方の政策は新聞、テレビなどで報じられていますからここでは詳しくは述べませんが、私は、自民党と対峙出来る候補を応援したいと思います。
1.まずは、エネルギー問題:原発の再稼働に慎重で、早急に脱原発を実現する候補。
2.次に憲法改正について:9条は維持すべきであること(自衛隊は専守防衛に限定する
かぎり合憲)、他の条文に変更すべき不備は見あたらず、憲法改正は必要ないという
考えに立つ候補。
3.そして野党共闘:衆議院選挙は政権選択の選挙だと言っても、民進党が自民党を逆転
し、国民が政権を預けるまでには相当の時間が掛かると考えるべきで、まずは野党の
議席を増やし安倍政権を終焉に持ち込む事に精力をつぎ込むべき、そのために前回の
参議院選選挙以上の野党共闘を組み、与野党拮抗の国会にすべきであり、野党共闘を
積極的に推進する考えを持っている候補。
この3点で考えると、私は「枝野候補」を選択します。
本来であれば、野党第1党としての責任として党内挙党一致で安倍政権に対峙する代表を選考すべきであり、代表選挙などは行うべきではないと思っています。
結果として今回の代表選でどちらが代表になっても、党内は一つになりきれないのではと危惧します。そうなれば民進党分裂という最悪のシナリオになるかもしれません。
まさしく正念場の代表選となるかも知れません。
自民党は右から左まで広範な考えの方がいますけれど、ただ一つ政権を握っていると言うことが求心力となっています。
しかし、民進党は同じく広範な考え方の集まりですが、政権を握っていないことからいつも内部抗争が目に付きます。
だから国民が民進党に政権を預けようとしないということを、それぞれの国会議員が真剣に受け止めるべきです。
21日の国勢調査でも安倍政権不支持は49%で、支持を大きく上回っています。
その理由として、安倍総理を信頼できないとの解答が48%です。
民進党は野党第1党の責任を重く受け止めるべきです。