沈黙の議員(ブログ3418)
- 2023年12月08日
パーティー券の裏金疑惑が連日報道を賑わしています。
二階派からは桜田義隆元五輪相が退会、その理由を問われ、「私の場合は300枚。売るのが大変だった。」と語っていました。
それほど、大変なパー券売り。一部の議員にとっては裏金作りの大事な行事だったでしょうが、大半の議員にとってそのノルマはきつく、中には自腹を切っていた方もいたはずですし、大臣経験の桜田氏でさえも「自分にはそんなにお金がない」と嘆いていました。
そんな中にあって、「安倍派:隠しパー券の三悪人」という記事が週刊誌に掲載されました。記事によると、三悪人のNO3が、北海道9区選出の元リルハンメル冬期五輪銅メダリスト「堀井学衆議院議員」であるとのこと。
堀井事務所では、今年3月に公設秘書が横領の疑いで逮捕され、その後執行猶予付きの有罪判決を受けましたが、この秘書が多くの企業から金を集めていた様です。
堀井氏は、自らの選挙区の建設会社を中心に広く集金を行っていたようで、それが裏金になっているのを知っていれば、バレたとしても議員は表だって告発も出来ないだろうと横領をしていたのかもしれません。
いずれにしても、ここまで明らかになったなら、検察から事情徴収を受けたり逮捕される前に、自ら「おおそれながら」と罪を認めるべきではないでしょうか。
派閥の動向を見守ることや、自分だけは助かりたいなど考えることは止めるべきです。
どうせ、次の選挙では痛い目を見ることになるのですから。