泉代表は欠席すべき
- 2022年09月03日
今日の読売新聞によると、立憲民主党の泉健太代表が2日の記者会見で、<安倍氏の国葬に出席するか否かを尋ねられ「国会に対する(政府の)説明を見極めながら最終的に判断したい」、「本当に悩ましい。安倍氏を悼む気持ちは当然あるし、これまでも内閣葬であれば出席していた」>と答えたようです。
さらに<国民民主党は出席、共産党は欠席する意向を示している。旧統一教会と安倍氏ら自民党議員の関係が明らかになり、国葬に反発する世論が高まる中、立民は反対の主張を強めている。一方、国民などが出席を表明しており、立民が国葬を欠席すれば「共産寄り」との印象を与えかねない。・・・>とも掲載していました。
読売新聞ですから、最後の“「共産寄り」との印象を与えかねない”というのは、立憲民主党を牽制する意味を大いに含んでいるものと思います。しかし、岸田氏が法的根拠も無く、国会の了解も得ず勝手に国葬を決め、経費の支出も一部のみを公表して誤魔化していることを厳しく批判して、閉会中審査に岸田氏を出席するように求めていたことから考えても、国葬に出席するということは考えられません。
国民民主党がどうあれ、日本維新の会がどうあれ、そして日本共産党がどうあれ、立憲民主党として確たる判断をするべきであると思います。
ルールを無視して行おうとする国葬、国民の半数以上が反対している国葬に、なぜ立憲民主党が反対の意を明らかにしないのか。
求めていた国会における政府の説明を聞くことは大事ですが、納得がいく説明になるはずもありません。
私を含め、立憲民主党に所属している全国の地方議員は、日々有権者と接し、「国葬に問題あり」と訴えているはずですし、今月に開催される多くの地方議会でも、知事や議長の国葬出席に異を唱え、また、国葬反対の意見書も提出されるはずですし、首長に対し弔旗・半旗の掲揚や黙祷などを行わないように要請するでしょう。
泉代表には、どっちつかずのファジー(曖昧)な態度をとり続けること無く、ブレない態度を示して欲しいと願うばかりです。