泊原発に関する皆さんからのメールへ
- 2011年08月17日
高橋はるみ知事が、泊原発3号機の稼働についてGOサインを出しました。
知事は確か、泊原発の稼働について「浜岡原発を停止したが、泊原発とどう違うのか、また、福島原発の事故原因の究明が明らかにされなければ、泊原発の稼働について判断出来ない」とおっしゃっていたと思います。
ところが、いつのまにか3号機については3月からの試験運転継続という違法行為を休止することなく、再稼働ではないという経産省の方針を追認してしまいました。
全国ではじめて、福島原発事故以来の稼働承認となりました。
思えば、知事は経産省の出先機関「北海道経産局長」から立候補して当選し知事に就任しました。
経産省は知事にとっていわば実家となるわけで、大いなる応援者でなければならないのかも知れません。
議会議論も知事の判断を容認したわけではなく、また、多くの道民が不安を抱えて声をあげても意に介さず、当該4町村の首長の意見をアリバイとして判断したようです。
北海道議会民主党は7月7日、会派内に「原発からのシフトをめざすプロジェクトチーム」を発足させ、私も事務局長に就任させていただきました。
今後、このPTを通して、様々な情報を収集し、具体的に、原発に頼らることのないエネルギーをめざし、様々な提言を行ってまいります。
16日以降、泊原発への懸念を抱いておられる方々から私へのメールが100件をこえております。
メールに対しては、日々その数が増えており、その都度の返信は物理的に困難となるため、申し訳ありませんが、皆さんのご心配を十分に踏まえ、今後も活動して参りますことをお伝えし、関わる皆さんへのコメントとさせていただきます。