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消費税の滞納

  • 2018年11月30日

 消費税増税に対する様々な経済対策がまとまったようです。

 そのメニューは、プレミアム付き商品券、キャッシュレス決裁時のポイント付与、自動車購入時の減税、省エネ・耐震住宅購入者への減税、マイナンバーカード保有者へのポイント付与などなどですが、それに対する経費は優に2兆円を超える事になります。

 これでは、何のために増税をするのか判りません。

 これらの経済対策が20年のオリンピックまでというならば、いっそそこまで増税を延期すれば良いのでは無いかとも思います。

 しかし、これまで2回も延期してきた安倍晋三氏は、「次は延期しない」と言い切ったため、再再度の延期は彼のプライド(メンツ)からもとても言い出せないのでしょう。

 さらに、河北新報によると「事業者が消費税を納付しない滞納が年間約3,000億円を超えており、これは所得税の滞納の3,800億円に次いで大きいものとなっている」という記事を掲載しました。

 この事業者による消費税の滞納は、消費税が導入された時から問題となっていますが、一向に解消されていません。

 この問題が解決しない中で10%の増税を国民は納得するはずがありません。

 国民が支払った消費税を事業者が納入しないで滞納していると言う事は、言葉は悪いですが、私達の税金を懐に入れているということではないでしょうか。

 国税庁は、まずこの問題を解決すべきであると思います。


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