涙は・・・(ブログ3726)
- 2024年10月27日
「Tears are a woman’s weapon =涙は女の武器」ここで、言葉のジェンダー差別を言うつもりは有りませんので誤解しないでください。
SNSでは、裏金問題で822万円の不記載が有り、党から比例への重複立候補を認められなかった丸川珠代氏が街頭で涙の訴えです。
応援に来た故安倍晋三氏の妻である昭恵と二人で泣きながら抱き合っている姿を聴衆に見せています。昔風に言うと「お涙ちょうだい」の泣き落とし戦法。
今でも「浪花節」好きの日本人、情に訴えられると非常に弱いのです。
涙を流している女性にキツい言葉を投げかけると、こちらが正しくても「何でいじめるの」と非難されます。
そうです。私たちの相手候補も最終場面では「涙・なみだ」で支援を訴えています。
政治家として政策で勝負するこちらに対して、情に訴えた泣き落としで票を得ようとする候補、さて、皆さんはどのように評価するでしょうか。
そしてもう一つ、今回の選挙で、相手陣営は政権与党の権力を前面に出しています。
本隊車での地方遊説では、各自治体首長に強い圧力をかけ、必ず本隊車にて応援演説のマイクを握らせ「地方にとって与党の議員が必要、必ず勝っていただかなければならない。」と言わせています。
また、大型スーパーでの街頭演説では、スーパーオーナーに圧力をかけ、駐車場内に本隊車を入れさせ、運動員は駐車場を駆け巡り、更に入り口前でチラシを配ります。
それに引き換え、こちらの遊説には、自治体首長は顔も見せず、見せてもマイクなど握ろうとしません。大型スーパーでは敷地内に入ることは許されず、道路からの演説でチラシもスーパーから歩道に出てくる方にしか配ることが出来ません。
相手は、か弱い姿の仮面を被り、内面では首長やオーナー達に圧力をかける方です。
しなやかさでは無く、限りなくしたたかな相手ですが、有権者の皆さんには欺されないように判断して貰うことを心から望みます。