無責任にはさせない
- 2021年06月07日
今日の参議院決算委員会でも同じ答弁の繰り返し。
安倍氏の国会答弁は「朝ご飯答弁」と揶揄されていましたが、菅氏の場合は「スガ答弁」とでも名付けたいと日刊ゲンダイ。
「五輪を開催するのか、それとも中止するのか。」、「開催したことで感染が拡大した場合は誰の責任になるのか。」等々、決算委員会では何を聞いても「国民の命と健康を守るのが私に課せられた使命。」と答えます。 そうです。質問の内容を理解しようとせず、意味不明な答弁をして相手の質問時間を無駄にし、一方で言質を取られないために「肝心な」事は答えないことをスガ答弁と称します。
これでは、国の考え方や政策を国民に伝え、一方でその政策を「チェック」する言論の府としての国会の役割が果たせません。
そして、菅氏の閣僚も、官僚もそれに習ってすっかり「スガ化」してしまいました。
もう何を言っても五輪は開催するのでしょう。
しかし、ここに至っても事が起きた場合は誰が責任を負うのかがはっきりしていません。
こうなったら、五輪開催を是が非でも推進する主催者であるIOC(パラの場合は、IPC)トップのバッハ会長、開催都市のトップである小池都知事、開催国のトップである菅氏、そして口をつぐんでいますがスポンサーである各企業(IOCと契約した最上位のワールド・ワイド・オリンピック・パートナー、組織委員会と契約したゴールド・パートナー、オフィシャル・パートナー、オフィシャル・サポーター)の4者が一蓮托生で、国民や各国選手・関係者に不都合が生じたら、賠償も含めて責任を取って貰いましょう。