牙を剝いた百合子様
- 2017年09月29日
情勢は刻々動いているようで、さっぱり先読みが出来なくなってきました。
今朝は5時半に起床、6時53分札幌発のJRに乗車、10時32分に函駅に到着し、その足で連合会館へ向かって逢坂誠二氏と後援会、連合、各級議員との意見交換に出席しました。
逢坂氏は、自らの信念を曲げることなく、そしてこれまで訴えていたことに矛盾が生じないよう、「希望の党」への公認申請を行わず、このまま民進党に籍を置いて無所属で立候補したいと考えていることを話し、出席者からの意見を求めました。
様々な意見があったものの、最後は逢坂氏に一任し、どんな結論でも支えていくことを確認しました。
一方、午前から午後に時間が進むうち、希望の党の代表である小池百合子氏が、民進党から希望の党へ公認申請する候補者を選別することを明らかにし、その基準は安保法制と憲法感であること、すなわち自らは安保法制に賛成し、憲法改正に積極的であることから、これに反する方々は迎え入れないとしました。
すなわち新しい希望の党に「リベラル」は必要ないと断言したことになります。
民進党の金と組織を我がものにし、民進党の候補者は選別して自分に逆らう方は迎えないという、まさしく独裁者の顔が見え始めました。
これでは「百合子様」の自分党と言うことになりますし、新しい党をまとめるのは面倒くさいので、始めから忠誠を誓う駒だけを集めようとしているように感じます。
やはり、「現住所・希望の党、本籍・自民党、思想・日本会議」なのでしょう。
自分が総理大臣になりたいために周りの全てを利用するしたたかさ、常に話題の中心にいたい百合子様。
危ない危ない。
昨日は「原則を堅持し妥協を恐れず」と書きました。
しかし、安倍政権を倒すという1点の目的で合流するはずが、いつの間にか絡め取られてしまうのでは本末転倒ということになります。
全員が移行する事が無理だとすれば、前原代表が「基本は全員が移行することであり、その交渉を私に任せて欲しい」と大見得を切ったことが無に帰してしまいます。
事は多くの所属国会議員の政治生命にかかわること、これが失敗したら前原代表の責任は計り知れないものとなることでしょう。
独裁的な姫によって一人の優秀なリーダーが消える事のないようにと思います。