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物扱い

  • 2015年03月03日

 厚労相の課長が、派遣労働者にたいし、「これまで、期間が来たら使い捨てという物扱いだった。ようやう人間扱いする法律になった。」と、新しい労働者派遣法の意義について発言しました。

 言葉のあやだったのか、それとも本音が出てしまったのか。

 この言葉は、派遣労働者に方々にとって、やりきれない言葉として心に刻まれたことと思います。

 国の労働制度を動かす厚労省の役人は、派遣労働者を物と思っているのであれば、早晩労働者全体をそのように思っていく事は容易に想像できます。

 それが、残業手当の撤廃と成果主義という無制限の労働を強いる「ホワイトカラーイグゼンプション」や、労働者派遣法の改正という形に表れたのか?

 一部の中央省庁エリートに対し、約4,000万人の労働者は怒りをぶつけなければなりません。


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