猛暑は人類の罪(ブログ3323)
- 2023年08月28日
今年の夏は記録的な猛暑が続き、誰かに会う度に「いやあ暑いですね」というのが挨拶代わりになってしまいました。
夏休みに北海道に避暑に来た観光客は、「東京の方がまだマシだ」と嘆いていましたし、海外からの観光客もウンザリした顔をして市内を観光しています。
エアコンは必需品となり、日中は居間で、就寝中は寝室で、これが今の北海道です。
夏の気温が年々高くそして長くなってきていますから、この傾向は来年もつづくことになるでしょう。
今年は春が早く、桜の便りも1ヶ月ばかり早く目にしました。その時は皆さん、早く桜が見られて良かったと話していましたが、私は、それは夏が早く来ると言うことですよと警告をしていました。
少し前までは、お盆が終わると気温も下がり、朝夕は涼しいくらいでしたが、今年のような夏は70年の人生で初めて経験する夏となりました。
異常な気象は山火事を呼び、線状降水帯、ゲリラ豪雨、洪水、土砂崩れ、一方では水不足による田畑のひび割れ、農作物の熱焼け、取水制限、熱中症による搬送、休校、学生寮を持つ高校や大学はエアコンの設置を迫られ、高齢者入所施設は高温を感じない高齢者の体調管理まどなど、全てが今までと違った対応が求められます。
もはや、地球の温暖化は、自然だけでは無く人類にも襲いかかっています。
食糧、水、これらが金を払っても手に入らない現実が迫ってくるような気がします。
享楽に首まで浸かった罪の報いが、地球上の全ての生命に分け隔て無く注いでくるのでしょうか。
※明日から9月1日まで、道議会経済委員会の視察で、熊本県や半導体関連の先進地を訪 れるため、ブログをお休みします。申し訳ありません。