理性的な行動を
- 2020年03月30日
皆さん、今日もお元気でしょうか。
今朝、コロナウィルスに感染していた「志村けん」さんがお亡くなりになりました。
入院し、人工呼吸器を装着されて治療を受けていましたが、残念ながらの訃報です。
芸能界では、初めての感染(?)でしたが、知っている方がコロナで亡くなったことは、少なからず多くの国民に衝撃を与えたものと思います。
これまで、なんとなく「感染慣れ」に流されがちでしたが、治療法もワクチンも無いままに感染が広がっている病気の脅威を改めて知ることになりました。
そのことを考えると、日々、昼夜を問わず感染の危険に晒されながら最前線で立ち向かっている医師そしてコメディカルを含む医療関係者の皆さん、また、日常的に高齢者を介護・看護してくれている高齢者施設のスタッフの方々には感謝以外にありません。
その方々のためにも、私たちができることはクラスターやオーバーシュートを起こさないこと、感染を広げないということに尽きると思います。
それは、それぞれの方々が責任のある行動を行うということではないでしょうか。
各都道府県の知事が、何度も住民に不要・不急の外出を控えるよう訴えても、テレビでは若者を中心にした方々が自分には関係ないとばかり、いつもと変わらない行動をされている映像が流れています。
インタビューでは、「自分は感染していない。」、「周りにもそんな人はいない。」、「家にいるのも飽きてしまった。」、「卒業だから。」などなど・・・。
若いからといってウィルスは見逃してはくれませんし、若いからといってけっして無敵ではありません。
外で発散した後には家に帰ります。家には家族がいます。お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんは、あなたより体力は衰えていますし、感染に対する免疫力も低下しています。
私も、つい数年前まではステージⅣのガン患者でしたし、体力や免疫力は同じ年齢の方よりも数段衰えています。
仕事柄、人に会うことが重要なこともあり、どうしても外出をしなければならないこともありますが、今の期間は極力自宅にてテレワークをしています。
北海道は感染者が減少していますし、ここ道南でもしばらく感染者が出ていません。
市民の皆さんの良識的な行動の成果だと思いますが、これからも油断することなく対処してほしいと思います。
この様な時には、必ずと言っていいほどフェイクな情報がまことしやかに流れますが、噂に流されず、冷静になって公的機関が発表する情報のみを信じるようにしてほしいものだと思います。
これから、日々暖かくなり外で活動したくなる季節となりますが、自分だけ感染しなければというのではなく、誰もが感染しないための理性的な行動をしていかなければなりません。