男女平等度
- 2014年10月31日
日本は男女平等度が極めて低いことが報じられました。
世界経済フォーラムが報告した2014年版「男女格差報告」では、調査対象国142カ国中日本は104位とのことで、判断基準は経済・教育・政治・健康の4分野で分析し数字化しており、客観的な評価して少々驚きました。
他国と比較しては大変申し訳ないと思いますが、ベストテンの7位であるルワンダは、1994年の内紛でフツ族によるツチ族への大量虐殺が行われ、ツチ族の犠牲者は80万人から100万人と言われており、2年前にも内紛があり、国民の識字率も平均約70%、教育も発展途上と言われているにも関わらず、男女平等度は高い位置に有ります。
また、東南アジアではフィリピンが9位となっています。
一方、中国87位、韓国117位と、日本も含めたこれらの国は儒教の思想が根底にあるからなのか総じて低い結果となっています。
アベシンが女性の活躍を叫んでいるのは、このことを十分意識しての事ではなく、結局、人気取りに利用しているだけなのが最近透けて見えてきています。
日本は男女平等について先進国とは言えず、この問題を後進国に学ばなければなりません。