異常な出張回数(ブログ3545)
- 2024年04月16日
長谷川岳参院議員の元に道幹部職員4人が出頭した内訳は、計62回、総額518万円に上っていたことが明らかになりました。
これ以外にも、道幹部職員が長谷川氏のところに詣でた内容はこれから調査をする事になっていますが、1年間に一人の国会議員に行った出張としては異例なものです。
当の長谷川氏からは、ほとんど反省の弁を聞くことが出来ず、本当に残念です。
長谷川氏も最初の選挙以来、有権者の皆さんに「北海道のために仕事をさせて下さい。」と頭を下げてきたことだろうと思いますが、当選を重ねた結果、「ナゼ、俺に説明が無いのだ。」とか「俺を通さない(お願いをしない)から、予算が付かないのだ。」つまり、「俺を誰だと思っているんだ。」という人物になってしまったということです。
思い上がりも甚だしく、猛省を求めたいと思います。
一方、自治体の首長の意識には「500万円の出張費を出しても、数億円の事業を持ってきてくれる方が有り難い。」という本音も見え隠れしています。
そのことから、無理難題であっても、長谷川氏の機嫌を損ねない様に対応してきたのも事実だと思います。長谷川氏が権力を鼻に掛け、そこに依存せざるを得ない自治体という構図でしょうか。
長谷川氏の性格は治らないでしょうし、同じく、これからも自治体のご機嫌伺いやお礼参りは収まらないと思います。
通常の関係を作り上げるには、有権者がこのような議員が議員として相応しいか判断すること、そして自治体は、議員と対等の関係を築き上げることでは無いかと思います。
議員は、有権者の皆さんの代弁者であり、権力者ではないのですから。