相撲協会も隠蔽体質か
- 2017年11月15日
10月の秋巡業中に起きた暴行事件が、昨日明らかになりました。
日馬富士関が後輩の貴ノ岩関に暴行を行い、入院したあげく、今場所を休場するというニュースには驚いてしまいました。
なぜ、10月26日に起きた事件が今頃になって?
これも相撲協会の隠蔽体質なのでしょうか。
この事件の現場には、白鵬関や鶴竜関も含むモンゴル出身力士以外にも数名参加しており、10人程度の宴席だったようです。
現場にいた力士達が止めに入ったけれども、どうしようも無かったとの報道もありますが、それにしてもです。
事件が起きた後、参加者や会場の関係者に箝口令が敷かれたのか、それとも相撲協会は既に知っていて発表しなかったのか。
過去の暴力事件での経験が、まったく生かされていないことに一人の相撲ファンとして憤りを感じます。
当然、日馬富士関は何を言っても言い訳にしかならず、相撲界から引退をしなければならないでしょう。¥酒癖が良くないとのことですが、この一件で自分の横綱としての将来と、親方としての相撲界への貢献も台無しにしてしまい、それ以上に若手のホープである貴の岩関を休場に追い込み、さらに十両へ陥落させた責任は重いと言わざるを得ません。
日馬富士関の初日、二日目の取り口を思い出せば、多分、この事件が報道されることを事前に知っていたようにも思われます。
このことが気になり相撲に集中でき無かったのか、あっけなく2連敗してしまいました。
真相はこれから明らかになるものと思いますが、今後の日馬富士関の対応はもちろん、険悪な関係となるだろう伊勢ヶ浜親方や貴乃花親方、さらにこの事件をどのように裁くのかが問われる相撲協会、そして被害者である貴の岩関の今後は?
スポーツ界は俗に言われる縦社会ですが、理不尽な事がまかり通る社会であってはならないと思います。