背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

県民投票結果への対応

  • 2019年03月04日

 沖縄県民投票後、玉城デニー知事が辺野古基地反対の民意を安倍晋三氏に伝えに首相官邸に行きました。

 渋々面会した安倍晋三氏は「移設結果を真摯に受け止めるが、移設をこれ以上先送りすることは出来ない」として、沖縄県民の思いを無視するかのように「木で鼻を括った」返事を知事に返しました。

 知事や県民が、いくら辺野古基地建設反対の意思を示しても「聞く耳持たず」です。

 琉球新報によると、県内41市町村の首長と議会議長に対し日米両政府は投票結果を尊重すべきか尋ねたところ、首長は70.7%に当たる29人が、議長は58.5%の24人が「尊重すべきだ」と答えました。

 「どちらともいえない」という首長が8人、議長が10人で、「尊重すべきではない」はいなかったということです。

 県民投票への不参加を表明していた5市のうち、沖縄市長、宮古島市長、石垣市長の3市長は「尊重すべき」とし、宜野湾市長とうるま市長が「どちらでもない」と答えました。

 県は、政府が今後埋め立て計画を変更せざるを得ないマヨネーズ状の地盤に対し、計画の変更承認はしない方向ですが、多分これまで同様に汚い手法を使って県を無視し、工事の強行をしていくでしょう

 「私が国家だ」と独裁を決め込む総理がいる限り、日本には民主主義が無い状況が続くのだと思うと暗澹たる気分になってしまいます。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.