眞子様と小室氏
- 2021年10月03日
眞子様と小室圭氏が26日に結婚届を提出した後、年内にも渡米して新しい生活を始めるようです。
交際を発表してから、早いもので3年の時間が経過しました。
この間、日本と米国という超・長距離に離れて一度も逢うこと無くお互いを励まし合ってきたこと、そして変わらぬ想いを育んできたことは、率直に褒めるべき事では無いでしょうか。
小室氏は超有名ではないにしろ、それなりに名前が通っている大学のロースクールに通い、言葉の違いも乗り越えて卒業し、ニューヨークでも大手の法律事務所に就職、今後は弁護士資格の合格を待つばかり。その努力は並大抵のものでは無かったと思います。
眞子様は、皇室の一員としてコロナ禍にありながらも公務をこなしていますが、一方で秋篠宮殿下そして皇嗣という立場の父も結婚には否定的である事、様々なメディアの扱いや一部の国民からの誹謗中傷などの環境に晒され、ついに「複雑性PTSD」まで発症してしまうまで心を痛められてきました。
なぜ、若い二人の交際をあたたく見守り、障害を乗り越えて結婚する二人を祝う事が出来ないのか。それが、皇室の一員だからという理由だけというのであれば、少し心が狭隘過ぎないかと思います。
ごく普通に、この二人のどちらかの親であったならば、心から祝福して上げるのが普通の感覚ではないでしょうか。
確かに小室氏の実母の金銭問題は解決していないようですが、小室氏と実母は別人格ですし、その問題は若い二人や皇室が関与するする事では無く彼女自身で解決する問題です。
眞子様は、皇籍を離れて一般人と結婚する、そして、結婚一時金の受け取りも辞退しました。純粋に、二人の幸せのみを望んでいるものと思います。
今の皇后陛下も、秋篠宮妃も民間人でしたから、今後も皇室と民間人のご結婚は当然のことながらあることです。
ましてや、天皇のお子である愛子様、秋篠宮家の佳子様、三笠宮家寛仁親王のお子である彬子様、瑶子様、高円宮家の承子さまは、皆様未婚の女性です。
また、皇位継承の順位が2番目の悠仁様がご結婚なされても、そのお子が女性ばかりということもあり得ることです。
家制度の最たるものが皇室であるのでしょう。したがって、万世一系男系の皇統が大事にされる。パターナリズムですね。
国民の象徴である天皇とそれに続く皇室、一方では「両性の同意のみ」とされる婚姻。 私たちは、制度やしがらみに晒されているお二人を解き放してさしあげること、そしてお二人の幸せを願うことであって、批判することでは無いと思います。
そして、今後、皇位継承者が更に少なくなることを念頭に、政府は早急に女性天皇や女性宮家など検討を進めなければならないと思います。