知事の世論調査(ブログ3890)
- 2025年04月15日
いままで、鈴木知事に対して厳しく対応してきたことは、ブログを読んでいただいている方々は既にご存じの通りです。
先般、道新の世論調査が発表になりましたが、昨年の4月の世論調査と比較してみます。
鈴木知事の支持率は、1年前の72%から10ポイント減の62%という結果だったようです。そして不支持は、昨年16%でしたが今年は21%と5%の増です。
不支持の数字は22年から微増を続けており、その理由を今年のアンケートは、行政手腕が足りない26%、実現した政策が少ない26%が上位、昨年は、行政手腕が足りない33%、中央・東京の言いなり25%が上位。つまり、行政手腕に対しての評価は年々悪くなっているということです。私が厳しく対峙してきたことと同じことを道民も感じているということになります。
一方、評価する理由の一番は、人柄・イメージが良い43%、昨年も人柄・イメージが良いとの回答が49%でしたから、ほぼ鈴木知事の評価は実像では無く虚像でもっているということであることが数字でも明らかです。
これは道新でも分析していましたが、SNSに力を入れていれ、プライベートのことも公開していることから発信力があるという評価が20%になっています。
自ら、イメージ作りに余念が無いと言うことなのでしょうか。道民にすれば、そんな虚像では無く、政策を実現する手腕を発揮してもらいたいと願っているのです。
そして今は、その政治手腕を道民にアピール出来る課題が山積しています。
JR黄色線区の解決、最終処分場の概要調査に関する判断、泊原発3号炉再稼働への知事判断、新幹線札幌延伸遅延に関わる対策、道産品輸出拡大(トランプ関税への対応)、ラピダス稼働の成功とGX産業全道への波及、なにより少子化対策の実効性、医療過疎の解消等々いやいや挙げて見れば、数限りなくありますが、知事は難しい問題ほど先送りする傾向があります。課題の対策と判断の「見える化」は非常に大事なことです。
さて、来年の世論調査の結果はどのようになっていくでしょうか。楽しみでもあります。