知事の現地調査
- 2011年03月14日
今日、知事が13時30分に函館朝市に着き、災害地視察が始まりました。
知事、西尾函館市長、寺山渡島総合振興局長、長谷川岳参議院議員、そして川尻、斉藤、佐々木道議、そして私、その他に松本商工会議所会頭、高野商工会議所最高顧問、朝市関係者、渡島総合振興局職員、函館市職員等、まるで大名行列の様相を呈し、それに報道関係が加わって、人影の少ない朝市を賑々しく視察いたしました。
知事は、まだ後片付けをしている関係者を見つけては声をかけていましたが、何となく「時すでに遅し」の感が否めません。
視察後、どんぶり横町の二階会議室で被災された方々から要望を聞きましたが、知事の言葉は通り一遍のコメントを残しただけという印象でした。
その後、水産物卸売市場(魚市場)を視察し、開設者の函館市農水部長から被害状況などを聞き、仲卸業者からも津波の影響を聞き、ぶらさがり会見を行って、14時10分には現地を離れ、空港へと向かいました。
この間、40分程度、いったい何が解ったのでしょう。
これは、知事の選挙向けのパフォーマンスなのか、この災害を知事は利用しただけなのか、そのことを疑いたくなる知事の現地視察でした。