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知事の記者会見

  • 2021年06月05日

 今日の道新に、鈴木知事定例記者会見の内容が掲載されました。

 一つは東京五輪の有観客開催についてです。

 記事には、「五輪だけが例外というのは理解が得られにくいのではないか」、「観客数を制限しているプロ野球など他のスポーツイベントの対応を踏まえて判断をすべき」と認識を示したようですが、これだけでは、開催をするにしても有観客なのか無観客なのか判りません。

 プロ野球でも、緊急事態宣言対象地域では無観客ですし、そうで無い地域では観客数を制限して有観客で開催しており、実情に合わせた開催です。

 知事は、会場とされている地域が緊急事態宣言下なのかそうでないのかで分けろと言うことなのでしょうか。

 札幌市もサッカー予選、男女競歩、男女マラソンの会場となっています。

 開催地札幌の首長ではありませんが、都道府県が対象となる宣言下での知事の考えは大きな影響を与えるものとなります。

 そして、元道職員が同性同士の扶養認定について、在職中の損害賠償を求める訴訟を起こすことについては、「訴状が届いていないのでコメントは差し控える。」、同性カップルの扶養認定は、「現行法で想定されておらず認定できない。」と、裁判所の判決前にも関わらず、自らの見解を明らかにしました。

 先の、同性婚に対する札幌地裁の判決である「法の下の平等」を真っ向から否定する見解です。

 この二つの事についての知事の見解を皆さんはどのように受け止めたでしょう。


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