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祈りと笑いと医学

  • 2014年07月23日

 立正佼成会の議員団参の講演会で、筑波大学名誉教授:村上和雄氏の「遺伝子ONで可能性をのばす」というお話を聞く機会に恵まれました。

 氏は、高血圧の原因ともいわれる「レニン」の遺伝子解読に初めて成功した世界的な遺伝子の権威でもあります。

 お話からの抜粋ですが、

 「興味深い実験結果がある。アメリカ西海岸の病院で、重い心臓病患者393人を対象に、本人以外の人が快癒の祈りを行って、祈らなかったグループと比較したところ、祈られた患者達は祈らなかった患者達よりも、人工呼吸器、抗生物質、透析の使用率が少なかった。この病院の中だけでは無く、病院の外であっても、遠い東海岸からの祈りも同様に効果があったという。この他、祈りが効果的に働いた病気としては、高血圧、心臓病、不眠症、不妊症、ガン、エイズ、鬱病、リウマチなどが挙げられている。

 祈りは、宗教が生まれる前から人類が続けている営みであり、その祈りに病気を癒し、心身の健康を保つ大きな力が秘められていることが、最近、医学的に解明されつつ有る。」というもので、精神的なもの、人の根源にあるものが身体に大きな影響を与えているというお話です。

 また、「笑いも身体にとても良い影響を与える。血糖値の高いグループに糖尿病の難しい講義を聞かせ血糖値を計ったら平均20も上がってしまったが、翌日、同じグループに漫才を聞かせ、たっぷり笑わせた後に血糖値を計ったら平均30~35も下がったという実験結果がある。」ということで、この講演もユーモアたっぷりの講演となり、私たちの血糖値も大いに下がったのではないかと思います。

 世の中、笑い飛ばせる話題が極端に少なくなり、眉間にシワの寄ることばかりとなっていますが、これでは、国民は不健康になるばかりです。

 医療費の負担も国庫に大きく響いていますが、祈りと笑いで、国民が健康になれるよう、私も祈ります。


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