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空疎な答弁

  • 2014年11月27日

 今日から一般質問が始まり、2番手として民主党会派が代表格質問を行いました。

 今回の代表格質問には、衆院選挙を意識し、知事の政治姿勢では「総選挙の意義」「アベノミクスの評価」「消費税と社会保障」「原発再稼働」「雇用問題」を中心に質問を構成、他に「再生可能エネルギー推進」「農協改革」「一次産業振興」「教育課題」などを盛り込みました。

 しかし、知事の答弁は、「総選挙は総理の判断」「アベノミクスで景気も好転の兆しを見せている」「消費税を先延ばししても社会保障はしっかりやって欲しい」「原発再稼働の地元合意の手法は国が考え方を示すべき」「雇用は上向いている」などと答弁し、北海道における実体経済の厳しさや雇用の実態などは、皮膚感覚で捉えることなく上滑りの数字のみを語り、原発や社会保障は、いつものように国任せという内容でした。

 「のれんに腕押し」「馬耳東風」「糠に釘」、何を言っても響くことのない知事は本当に北海道のことを考えているのでしょうか。空しくなってきます。


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