立憲の再生に期待
- 2022年07月20日
立憲民主党の常任幹事会で、現執行部の刷新を求める声が上がったことで、参院選の結果が内部の動揺に繋がっているという印象を国民に与えています。
今回の参議院選挙の結果は全て現執行部の責任なのでしょうか。
執行部刷新を訴えた幹部は自ら参院選をどのように総括し、その中で自分は何をやってきたのか、今後の党をどのようにしていくというビジョンを持っているのか。単に責任を現執行部に押しつけるだけでは多くの党員の理解を得ることは出来ないでしょう。
振り返れば、衆議院選挙で行った野党共闘を参議院選挙に生かせなかったこと、そこには自民党にすり寄る連合の芳野会長があえて行った野党共闘分断への一石、与党に対峙する政治姿勢と生活に寄り添った政策が十分だったのか真摯に検証すべきです。
執行部刷新を訴えた方々は、仮にも都道府県本部では中枢を担う責任者ですし、衆院選挙区の総支部代表の立場に有りますから、当然、今回の参院選の個別選対の責任者であり、選挙結果全ての責任を負う立場です。その事を自覚しているのでしょうか。
地方議員や党員の声を聞かずして、勝手に常任幹事会でものを決めていただきたくは有りません。なぜなら、今回の選挙におけるそれぞれの都道府県本部の総括は、まだされていないのですから。
改めて、目の前の空気の左右されず、どっしり構えて、立憲民主党の結党の意義をもう一度振り返り、党再生への道筋を私たちに示して欲しいと思います。