立憲民主党の候補(ブログ3684)
- 2024年09月11日
自民党の総裁選挙の報道が中心になる中で、立憲民主党(立民)の代表選挙もそれなりに話題となっています。
とりわけ、1期目の吉田候補が女性ということも党員としては歓迎すべき事だと思っています。
現在、各地で街頭演説会や討論会が行われていますが、これは、支持率が今一歩の立民が大いにアピール出来る大事な機会です。各候補は、政権を担い得る政党と言うことを国民に訴えて欲しいと望んでいます。
4人の評価については、私の個人的な見解の色が濃い評価として受けとめいただければと思います。
○野田佳彦氏:民主党政権の最後の総理大臣として、当時の安倍自民党総理との党首討論
において、「税(消費税増税)と社会保障の(充実の)一体改革」、さらに国会議員定
数の減について、野田氏は自民党が協力してくれるなら解散総選挙を約束すると話して、
結局、次年度の予算編成を放り投げて解散してしまい、その結果、多くの民主党議員の
議席を失い、政権から下野してしまった第1級の戦犯であり、その思いは今も私の意
識の中では大きな影となっています。
○枝野幸男氏:小池氏の希望の党に大同団結しようと旧民進党を解消し、大きな塊となろ
うとした後、小池氏のリベラル派排除の論理に異を唱え「枝野立て!」の声に、立憲民
主党をを立ち上げ、党を「リベラルな保守」と位置づけ、リスクの社会化を政策として
進めてきたことは、私のこれまでの政治姿勢と違和感が最も少ない候補と考えています。
○泉 健太氏:立民の代表として、国民民主党とのパイプ役としての存在感を示してきま
したが、そのためか、立民独自の政策には不満を感じる事もあります。また、党をまと
めるにしても、強力なリーダーシップをなかなか発揮できないことが散見されることか
ら、立民の代表すなわち政権交代をにらんだ場合、代表経験を活かして各党との連携を
構築できるのかという不安が拭いきれません。
○吉田晴美氏:1期目という、経験が伴っていないにもかかわらず立候補するという覚悟
は、尊敬に値しますが、逆にそこに一抹の不安があります。果たして立民という組織を
まとめきることが出来るのか、その上で、他党との連携の中心としての交渉力・突破力
が備わっているのか、未知数の候補ですが、発表した政策は、私の考えに近いと思って
います。
というのが、私の評価です。しかし、最初に述べたように、主観満載の評価ですから、反論もあると思います。したがって、党員、パートナーの皆さんはそれぞれの考えで票を投じて欲しいと思います。