背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

第2青函トンネル(ブログ3165)

  • 2023年03月13日

 第2青函トンネル構想を実現する会が主催した講演会に参加しました。

 京都大学大学院教授・元内閣官房参与の藤井 聡氏による講演で、演題は「青函トンネルで北海道を再生し、日本を復活させる。」と言うものです。

 講演では、<経済そして命は、全てインフラに帰す。本州と四国は3本の華僑で結ばれている、そして今は4本目に向かっている。しかし、北海道と本州は今の青函トンネルだけである。これは、北海道にとって大いなる損失であり、日本にとっても同じ事が言える。これまでに、2本目の青函トンネル実施してこなかったことは、政府の怠慢以外のなにものでも無い。

 今の物流はトラックが中心で、それを支えるインフラは高速道路、本州と四国・九州は高速道路でつながり、何処にでも行けるが、大きな4つの島で唯一北海道が蚊帳の外となっている。高速で行き来できないことが、どれだけの経済的損失を北海道にもたらしてきたか、北海道の被害は本州の被害であり、JR貨物だけでは補いきれない。

 JR貨物は駅の貨物ヤードだが、トラックはワンストップ(戸口から戸口)である。

 第2青函トンネルのことを知らない道民や政治は罪であり、究極的には命を失う。

 高速道路が作られた所は産業が活性化し、開発が進み、街が豊かになる一方、おいてけぼりの場所は衰退の一途を辿る。統計が証明している。

 日本の高速網は、ドイツやアメリカに比較して無いに等しい。

 同じく、本州以南に比較して北海道の高速道路事情は惨憺たるものでこのままでは北海道は衰退し未来は無い。

 同様に新幹線整備と地域の活性化は、新幹線が開通した地域と縁の無い地域の発展の差を見れば明らかである。

 函館は、なぜ、新函館北斗駅に甘んじているのか。

 現駅に新幹線を乗り入れることが街の活性化を産む。ナゼ指をくわえているのか。

 先ずは、現駅に新幹線を乗り入れる。そして第2青函トンネルを、新幹線専用にしてスピードをアップする。同時に自動車レーンも並行して、トラックによる物流や、自家用車の走行を可能にすることで、北海道の将来が決まり、函館の将来も決まる。>ざっくり説明するとそういう内容でした。

 藤井氏に、元気付けられたのか煽られたのか、それにしてもインフラ絶対論者の話はある意味説得力がありました。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.