素晴らしい対応のホテル
- 2018年10月04日
9月21日のブログ「外国人観光客への対応」で、災害時にはホテルや旅館が当日まで宿泊していた外国人を含む観光客の避難場所としての機能を持つべきで、そのために宿泊キャパシティーの二日分ほどの非常食糧と水、発電設備、多言語対応なども災害対策として宿泊施設の義務づけ、「北海道は安心です。なぜなら旅行する貴方にいつも寄り添っていますから」とアピールすべきと書かせていただきましたが、今回の震災で、そのことを実践していたホテルが有ることを今日の新聞報道で知りました。
札幌の京王プラザホテルが、地震でキャンセルになった客室210室分について延泊を希望する方々にを無償で提供、更にロビーも開放、その他にアルファー米、味噌汁など650人分を宿泊客だけではなく、一般の方々にも炊き出しし、ホテルの電子看板にテレビを放映、ホワイトボードにはラジオやネットで集めた最新情報を日本語と英語で書き出したそうです。
この対応には後日、感謝のメールが多く届けられたそうですが、観光客が北海道に不安な印象を持つのではなく、素晴らしいホスピタリティーだったと感謝し、また北海道に訪れてくれるものと思います。
このホテルは、私の賃貸マンションから歩いて2分ほどに有りますが、当日はこのホテルがそんなことをしているとは知るよしも有りませんでした。
このホテルは、更に冬場に災害が発生した場合の対応も検討するとのこと。
是非、他のホテルも見本にして欲しいものだと思います。