縄文文化遺産、やったー
- 2021年05月28日
ユネスコの諮問機関であるイコモスが、縄文文化遺産を世界遺産として登録することを勧告した事が伝えられました。
北海道にとっては、知床の世界自然遺産に続き、世界文化遺産登録へと道筋が付けられたことになります。
2007年の堀知事時代に始まった北海道と北東北3県による世界遺産登録活動が、やっと日の目を見ることになりました。
これまで長い期間、その情熱を燃やし続け尽力されてこられた関係者の皆さんのご努力に深く敬意と感謝を申し上げます。
北海道議会も、東北の3県議会に遅れながらも議員全員が加盟する「北海道議会縄文文化世界遺産推進議員連盟」を18年に結成し、4道県議会として文科省、文化庁や超党派の国会議員連盟などに要請行動もさせていただき、先ずは国内における世界遺産登録推薦候補にノミネートされるべく活動を強化して参りました。
併せて、札幌などで開催されてきた啓発活動にも積極的に参加、遺跡群のある自治体の皆さん、北海道とも協力し、一歩一歩着実に歩みを進めて参りました。
1昨年には、「百舌鳥・古市古墳群」に先を越され、今年は、「奄美大島・徳之島・沖縄島北部及び西表島」の世界遺産が決まり、そして我が北海道を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、正式決定への線路を走り、7月の世界遺産委員会という目的地に向かっています。
改めて、関係者の皆さん、道民、そして国民の皆さんとこの喜びを共有し乾杯したい(自宅で)と思います。