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縄文文化遺跡群が落選

  • 2017年08月01日

 文化審議会の世界文化遺産部会が、2019年の世界遺産候補に大阪の「百舌鳥・古市古墳群」を選定しました。

 これまで北海道は、北東北3県と連携しロビー活動を行ってきましたし、その活動で手応えを感じ、今年こそはと力を入れてきました。

 無論、縄文文化では「中空土偶」という国宝を有し、最大級の遺跡を誇る函館市としても、その落胆は大きなものとなっています。

 既に、ブログでもお伝えしましたが、北海道議会としても議員全員が加入する「縄文文化・世界遺産登録推進議員連盟」を結成し、北東北3県の議会とも連携して国や関係団体にアピールしようと話し合い、その前段として外郭団体である「北の縄文道民会議」に全員加入をしていただきましたが、道議会の与党が国会議員の動きが有るからと議連結成に難色を示し、結局、道議会議員全員加入する議連は宙に浮いたままとなってしまいました。

 一方、今年の3月11日、国会議員で構成する議連の会長である鈴木俊一衆議院議員や副会長である横山信一参議院議員、事務局長の前田一男衆議院議員、佐藤英道参議院議員のそうそうたるメンバーが、函館市の縄文文化交流センターに来函、工藤函館市長や地元選出道議会議員、市議会議員をはじめ、地元の期成会や住民など多数の方に動員をかけて総決起集会並みの集会を行いました。

 その場で、「政権政党であり、実現に向けてわざわざ議連の鈴木会長が訪れてくれた。」と地元の皆さんに大いに期待を持たせる発言をしたのは、一体誰だったでしょうか。

 やはり道議会に議連を結成し、北東北3県の議会にも議連を結成してもらい、連携して大きな力とし、文化審議会や世界文化遺産部会にアピールし要請する事が求められるのでは無いかと思います。


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