背景

ブログ月別アーカイブ

ブログ

>>前のページへ戻る

老醜と記者会見(ブログ3363)

  • 2023年10月14日

 「老醜を晒す」とはこのことでしょうか。

 自らの体調を理由に、衆院議長職を辞するが、まだまだやれると議員は続行、あろう事か79歳という高齢にもかかわらず、次も立候補すると妄言を吐きました。

 記者会見の声は「か細く」、モゴモゴと何を言っているのか判然としない口調で話す姿を見ると、この方は引退なさった方がご本人のため、イヤ日本のためだと思ってしまいます。仮に次回も当選してくるようであれば、失礼ながら、島根県民の品性に疑いが持たれても仕方が無いということでしょう。

 記者会見を開いても、旧統一教会との関係にはシラを切り、セクハラ問題にも開き直り、高齢と持病のためか、「多少ヨタヨタしているが、議員活動に支障は無い」と言い切りましたが、誰が見てもただただ国会議員という名前にしがみついている、としか映りません。

 また、今回の記者会見もそうですが、これまでの岸田氏の記者会見を含め、旧統一教会側の記者会見、ジャニーズ事務所の記者会見なども、ほぼ全ての記者会見が時間制限をし、1社1回の発言で再質問を認めず、あらかじめ可も無く不可も無い報道機関の、それも問題意識さえ持たない記者を指名してお茶を濁し、時間が来たと幕引きを行って、説明責任は果たしたとアリバイにしています。

 本来の記者会見は、記者の疑問に徹底的に向かい合い、時間制限など行わず、会場から手が上がらなくなるまで行うべきで、その事で初めて「説明を尽くした」と言えると思います。

 特定に記者しか指名せず、それも事前にシナリオを作り、都合が悪くなると打ち切る手法は、結果的に疑問を残したままとなり、疑惑は真実だと印象づけることになります。

 それでは、記者会見を開いた方もマイナスにしかなりません。

 記者会見を開く方は、開かなければならない事情を抱えているからで、開く意義は誤解の解消のはずです。

 そのことを十分に意識し、今後は、納得のいく記者会見を行ってほしいものと思います。


Copyright(C)高橋とおる後援会 All Rights Reserved.