胃ガン療養へのお礼
- 2016年08月08日
6月14日以降、私の胃の全摘出、肝臓の部分摘出手術のために、ブログをお休みさせていただき、心からお詫びを申し上げます。
お陰様で、手術の結果も良好に推移しましたが、退院後、少しく体力を付けてから活動を再開しようと思い、ブログも今日から掲載することにいたしました。
まずは、これまでの経過をお知らせし、ご心配をおかけしたお詫びとお礼に代えさせていただきます。
さて、昨年5月26日に胃ガンが見つかり、30日に札幌医科大学付属病院で精密検査を受けた結果、ステージⅣで肝臓・リンパへの転移も明らかになり、医師からは手術は不可能で余命1年・50%の確立と宣言されましたが、その説明の中で、札医大と徳島大学が共同で治験を行っていることを聞き、すがる思いで治験を受けることにいたしました。
早速、6月3日に入院し、抗ガン剤三剤によるDCS療法を開始、副作用にも悩まされましたが、12月の検査では、胃のガン細胞が胃潰瘍の修復痕のような形状にまで回復し、肝臓に6カ所転移していたガン細胞も目視で3カ所となったことから一時退院、年明けの1月からは外来で肝臓に重点を置いた抗ガン剤治療を続けて参りました。
今年の5月の検査では胃の再発もまったく無く、肝臓のガン細胞もかなり小さくなったことが判り、抗ガン剤治療を終了して1ヶ月後に胃とリンパ、胆嚢の全摘出と肝臓の部分切除の手術を行うこととなりました。
6月10日に入院、13日に行った手術は約10時間に及びましたが、その後の経過も順調に推移、摘出した胃のガン細胞痕と肝臓の細胞を病理検査した結果、胃・肝臓、付随しているリンパ・静脈にもガン細胞は無く、綺麗に消滅していることが判り、ステージⅣから抗ガン剤治療、そして手術に至り、結果としてガン細胞が消滅していたことは、札医大にとっても例が無く、0.数%台の希有な症例となった次第です。
また、この間、今年6月の手術を除き、昨年の抗ガン剤治療におきましても、道議会をなるべく欠席することなく勤めさせてたいただきましたこともご報告いたします。
皆様には、療養中、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、さらには温かいお心遣いを賜りましたこと、心からお詫びと感謝を申し上げます。
今後は、体調と相談しつつ、徐々に議員活動を再開して参りますので、変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。
改めまして、この間のご厚情に深く感謝し、お礼の言葉とさせていただきます。本当に有り難うございました。