能登半島支援額(ブログ3449)
- 2024年01月08日
地震災害は、第1に人命救助、そして被災された方々への救援を行う事であり、次に急がれるのはインフラの整備、物資輸送のための道路や電線の復旧、水道の確保等々、そして地域復興の基盤である産業への支援です。
石川県は、輪島市を中心とした伝統産業である輪島塗の老舗が大きな被害を受けました。
今回の地震では、工房が延焼などで大きな被害を受け、廃業を考えなければならない状態に追い込まれている場合も有るようです。
政府は、産業復興のための思い切った支援策を講じる必要があります。
さて、今回の災害に対して、岸田氏が与野党代表者会議に提示した災害支援額は「47億4000万円」、余りに少ない数字ではないでしょうか。
能登半島地震で推定されている被害額はおよそ8000億円にもならんとしています。
一方、ウクライナには「切れ目のない支援として6500億円、ウクライナが債務不履行になった場合は、世界銀行の損失分を日本が補填する。」事になっているようです。
関西・大阪万博の木製リングは半年で撤去しますが、344億円、ODAを含めた海外への財政支援は、数十兆円にも及んでいます。
この間、熊本地震では、発災後約1ヶ月後に7800億円の補正予算が組まれました。
被害が少ない事を願っていますが、早く通常の生活に戻れるよう政府には支援の強化を求めます。通常国会が始まれば、被害に応じた補正予算が組まれることになりますよね岸田内閣さん。