腐ってきたIOC
- 2021年05月24日
東京オリ・パラが開催か中止かで議論百出です。
IOCバッハ会長とコーツ調整委員長の発言が、致命的となり、IOCの正体とオリンピックの虚構が白日の下に晒されたような気がします。
アマチュアスポーツの祭典がいつの間にかプロも参加できるようになり、その頃から商業化が進み始め、今では、IOCというプロモーターが主宰する世界的イベントとして、夏期と冬期、2年ごとに行われる大興行となりました。
そして、スポーツと言えるのかどうかと個人的にも思っているE(エレクトリック)・スポーツは東京大会のプレイベントとして、そしてパリ大会ではやブレイクダンスが正式競技となります。
若い層に人気があるエレクトリック・ゲームをE・スポーツと称しオリンピックへ、そしてこれも若い層に人気のあるブレイクダンスをオリンピックへ、だとしたらソシアルダンスもか、そして「ヨサコイ」もか、金になるのであれば何でもありか。まるでブラックホールのような気がします。
商業まみれとなったオリンピックを、興行先であるIOCがアスリートの名誉というお面をかぶせて開催を強行し、開催国として指名した日本の国民を犠牲にしようとしています。
中身が腐っているきているIOC。
東京五輪の中止と言うよりも、根本的にオリンピックの廃止とIOCの解体について議論した方が良いのではないかとさえ思います。