臨時国会終了
- 2018年12月10日
今日で臨時国会が終了します。
この臨時国会で、皆さんは何を感じたでしょうか。
安倍晋三氏は自分のやりたいことを進めるには国会が邪魔だと思っているのではないか。
彼の国会運営はまさしく独裁です。「私が行政府の長だ」だとばかりに振る舞い、官僚の人事権を握って内側に権力をふるい、予算執行と法の提案権を持ってして経済界に圧力をかけ、党の公認権をちらつかせて国会議員を黙らせ、立法府をも意のままとし、果ては内閣による裁判官の人事任命権を利用し、司法府を思い通りにする。
そのことが凝縮された6年間だったと思います。
この間の全ての法案は強行採決、国会を重ねるごとに審議時間を短縮し、重要法案は資料の改竄・隠蔽・廃棄、スキャンダルには平気で「ウソ」をつき、お友達は厚遇、アベノミクスも口先だけ、外交も米国のみに「へいこら」しますが、隣国である韓国・北朝鮮・中国・ロシアとは全くうまくいかず、成果は1mmも前に進んでいないだけではなく、より悪化の一途を辿っています。
この間、国民の生活は下降線を辿り、社会保障は軒並み下げられ、将来に希望が持てない若者は、低賃金で働かされ、自分が生活するのがやっとのために結婚も諦め、子供を産むことなど他の世界のことと思い、富裕層以外の全ての国民がが萎縮した生活を余儀なくされてきています。
それでも、愚痴は言うけど行動に表さない。
怒っているなら、その怒りをぶっつける行動が求められます。
来年は、統一自治体選挙と参議院選挙の年です。このままの独裁を許せば、日本はより深い暗の中を彷徨い続けます。
そして、怒りの方向は明らかです。