臨時議会の開催を
- 2015年10月08日
昨日の会派役員会において、TPP大筋合意に関わる道議会臨時会の開催を求め、その結果、会派として取り組むことになりました。
一方、道議会自民党は政府に十分な説明をするように要望したとのことです。
「十分な説明」、ちょっと前に聞いた事のある言葉。
そうです。安保法案の時にも安倍晋三は「国民に対して十分な説明を」と言いながら、国民に十分な説明はなされずに強行採決に至りました。
それと同じように、国益を大きく損なう「TPP交渉」、ましてや一番影響を被るのは北海道の基幹産業である農林水産酪農業であり、道議会として「十分な説明」を求めるだけで済む話ではありません。
知事は、大筋合意に至ったTPPに関連して、外遊先のミラノから「農林水産業をはじめ、道内経済が持続的に発展できるよう政府を挙げた万全の方策を強くお願いする」と要請したようですが、当該地域の知事の言葉とも思えません。
当初から条件闘争を視野に入れていたとすれば、これまでの行動はアリバイ作りだったのかと残念でなりません。
今後、臨時国会及び予算委員会が開催されるのかは分かりませんが、道民の声と議会の意思をしっかり政府に伝えるためにも、臨時道議会を開催し、事の重大性を訴えるべきだと思います。